ホーム > ビジネス&起業の総合サイト > ビジネス > アイデア > 中小企業の戦い方!ビジネスアイデアを真田丸から得る!

中小企業の戦い方!ビジネスアイデアを真田丸から得る!

2016.5.25
ビジネスアイデア ランチェスター経営 中小企業 弱者

FFF

現在、NHKで放送中の大河ドラマの真田丸。その主人公は戦国きっての人気を誇る武将である真田信繁(幸村)です。この人気の秘密を探ることでビジネスのヒントを探ってみます。

戦国きっての人気を誇る真田信繁(幸村)

最早、大河ドラマの時代ではないという声もある中、今年のNHK大河ドラマ「真田丸」は視聴者から好評を博しているようです。やはり、内容が面白ければ、まだまだ大河人気は衰えないということでしょうか。さて、今年の大河が当たっている理由の一つは主人公に戦国時代きっての人気者である真田幸村を起用していることにあるでしょう。昨年は歴史的にまったく無名の女性を主人公にしたのと対照的です。

戦国時代最大の合戦と言われたのが、天下分け目の戦いと言われた関ヶ原の戦いです。これに勝利したのが東軍の徳川家康で、負けたのが西軍の豊臣方です。この戦いを機に形成は一挙に徳川家康の側になり、豊臣家は衰退を余儀なくされます。そんな中で、敗色濃厚な豊臣方に属し、大坂の陣で大活躍を見せたのが真田幸村こと信繁です。最後の決戦となった大坂夏の陣では、家康本陣に突撃、家康に「最早これまで…」と思わせた戦いぶりには多くのファンを魅了するものがあると言えるでしょう。

真田信繁の人気の秘密は?

さて、戦上手と言われた徳川家康。小牧・長久手の戦いでは、あの豊臣秀吉にも勝利しています。そんな家康を何度も苦しめたのが真田信繁の父、智将真田昌幸です。つまり、真田家は家康の天敵でもあったのです。実は戦での実績で言えば信繁よりも父、昌幸のほうがはるかに上です。しかし、今回の大河ドラマにおいて、草刈正雄が扮する昌幸が注目されているとはいえ、従来、知名度で言えば圧倒的に信繁(幸村)のほうが上でした。

これは昔から、真田幸村とその家臣である猿飛佐助や霧隠才蔵などの十勇士が活躍する物語があったことも影響しているとは思います。とはいえ、人気の秘密はやはり真田幸村に魅力があったからにほかなりません。では、その真田信繁の魅力とは何なのでしょうか?

それを一言で言えば、見ている人が真田信繁の中に弱いものに味方するヒーロー精神を垣間見るからでしょう。昔から日本人の心性の奥には強いものよりも、弱いものに対する共感というものが存在しています。その典型が源平の合戦で活躍した源義経に対する共感です。これは一般に判官贔屓(ほうがんびいき)と呼ばれています。

この判官というのは義経の役職に由来していますが、こうした弱いものへの同情心は日本人の心の奥深くに生き続けています。弱者(劣勢の豊臣方)のために敢然と強者(家康)に挑む真田信繁に人気が集まるのは、ある意味当然と言えるかもしれません。そして、弱者であった豊臣方に付いた信繁自身も小さな大名の次男ということで、弱者でもあったのです。

弱者である強み

こうした弱者への人気という傾向から言えることは、弱者であるということはマイナス面ばかりではなく、ある意味、強みにもなるということです。ビジネスを始める場合、ほとんどの人は最初、弱者として始めることになると思います。つまり、資本力、経験、人脈、知名度、等々、いろんな面で弱い立場にあります。起業してビジネスを初めても、長くは持たず、廃業してしまうというケースが多いわけですが、それは周りにいる強者であるライバルに打ち勝つことが難しいからです。それは、弱者である以上、仕方がないわけですが、その弱者にも強みがあるということは覚えておいても良いでしょう。

弱者であることをビジネスで生かすには

ここでは、弱者であることをビジネスに生かすと言う点について考えてみます。弱者に強みがあるといっても、単に弱いだけの弱者では意味がありません。目指すべきなのは、周りから共感される弱者になることです。共感を得ることができれば弱者であっても強いのです。ではどうすれば、共感を得られるのでしょうか?

強者と戦っているという構図を打ち出す

進出してきた大手資本に必死で対抗しているという構図を見込み客に認識させることができれば、黙っていても判官贔屓を得る可能性があります。例えば、大手資本対地元の企業という構図を打ち出して、郷土愛に訴えるのも一つの方法です。

共感できる夢、目的を語る

ビジネスが金儲けであることは間違いないことですが、「金儲けのために頑張っている!」と言っても共感を得ることは無理でしょう。そうではなく、多くの人が応援したくなるような夢や目的、公益性を語るのは一つの方法です。例えば、近年、社会起業というものが注目されたりしていますが、事業を通じて社会問題を解決するというのは、共感を得るには最適と言えるでしょう。

以上のように弱者であることの強みを生かすには、共感を得てヒーローを目指すということが重要です。これを意識的に行うことはビジネス戦略の一つとなります。起業したばかりで、まだ足腰が弱い状態の時、ビジネスで生き残るうえで、戦略はとても重要です。戦略を駆使して、戦国時代を駆け巡った真田家が小さな大名であったことは、興味深い事実と言えますね。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
アンケート調査
  • 0
  • 0
  • 1