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資格取得系の学校は明るい未来を創出し過ぎだ!「結局は営業が大切な話」

2016.5.9
営業 資格 起業

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将来の不安から資格取得の為に学校などに通う方が増えているようですが、、、通っていつ間だけ「意識高い系」になっているだけの実情も否定できません。見事、希望資格に合格できたとしても、、、

資格を取ればバラ色の未来が開ける?

資格の中でも人気なのが、いわゆる士業系の資格。超難関資格である弁護士や会計士、司法書士や税理士の他にも、行政書士や社会保険労務士などさまざまな士業資格があります。こうした資格は国家資格として認められているもので、価値があるのも事実。難関資格は合格率も低く、取得するのは大変ですが、相応の価値があるので頑張りがいもあるというものです。

なぜ多くの人が資格取得を目指すのかというと、その先に開けているバラ色の未来を思い描いての事だと思います。サラリーマンを続けるよりも、士業資格を取得して独立したいと思う人は昔も今も多いものです。しがないサラリーマンでも士業で独立すれば、「先生」などと呼ばれるようになります。社会的な評価もそれなりに高いわけですから、憧れるのも当然かもしれません。それに、かつては士業で独立している人の多くが高収入だったのも確かです。

企業内で士業資格を生かせる人もいるでしょうし、資格を取ることで企業内における自分の価値を高めることができる人もいるでしょう。また、すぐに資格を活用することを考えていない人でも、終身雇用の崩壊、倒産やリストラの可能性を考えると、資格というのはいざという時に役立つ保険的な意味合いを持っていると言えます。

食えない士業が続出!

しかし、近年、こうした状況に大きな変化が生じています。一言で言えば、食えない士業が続出しているということです。例えば、仕業の中でも収入、ステータス共にトップと言えるのが弁護士。医者と並んで高収入の代名詞と言える仕事です。

その弁護士の場合、平均年収は1000万円前後となりますが、これは一般のサラリーマンの倍程度の収入があると言えます。ただ、この数字はあくまでも平均的なもの。実は二極化が進行していて、何千万も稼ぐ弁護士もいれば、2、300万円程度の年収しかない弁護士もいるのです。年収100万円台という、学校を出たばかりの新入社員にも及ばない収入の弁護士も珍しくありません。

2012年度のデータでは年収1000万円を超える弁護士が15%ほど減少した半面、200万円から600万円の収入という層が20%ほど増えています。弁護士の収入がサラリーマン並みに下がっている傾向がうかがわれます。弁護士ですらこの状態ですから、他の士業は推して知るべしです。

資格取得の費用対効果を考える

士業資格に価値があるのは資格取得の難しさの裏返しです。時間と労力を使って資格を取得した見返りとして、それなりの収入がもたらされるわけです。しかし、士業の収入が減少し、生活もままならない人もいる状況から考えると、資格取得に要した時間的、金銭的費用から考えると、費用対効果という点ではマイナスというケースが増えていると言えます。こうした状況を知らずに、バラ色の未来を夢見て、資格取得にはげんでいるとしたら悲惨です。

不安を煽るマーケティングに引っかかるな!

では、なぜ資格取得に励むかというとやはり根底にあるのは皆が漠然と持っている不安感。いつ会社が倒産するかわからない、いつ自分がリストラに遭うかわからないという状況において、バラ色の未来を謳う資格取得学校や通信教育業界のマーケティングに引っかかってしまっているケースが多いのです。

「資格さえあれば大丈夫」というような、不安を煽って資格取得を勧める手法。これは保険業界など、いろんな業界で使われるマーケティング手法です。しかし、資格を取得しても簡単には食えないという現状、これに早く気付くことが必要です。

士業も営業力は必須!

士業を目指す人に言えるのは、全体的に営業力が低い人が多いということです。しかし、これからの時代、士業にも営業力が求められます。ユーザーに選ばれなければ仕事を取れない時代。営業力が無い仕業は業界の末端で苦しむ可能性が高いと言えるでしょう。もちろん、士業で現在、稼いでいる人、そして、これからも稼ぎ続ける人がいるのは確かです。そうした枠に入るには多くのライバル士業との競争に勝ち抜いていかなければならないのです。

カモにならないように注意!

「資格を取って独立したけど、まったく仕事が無い…」。そうなると生計維持のためにアルバイトに精を出す人もいます。いつしか、アルバイトのほうが本業のようになっているケースもあります。これはまさに本末転倒。こうした状況になってしまうと、まさに負のスパイラル。

そんな状況から抜け出そうとする人に待っているのがホームページの営業やSEO会社からの勧誘。「ホームページさえ作れば仕事が舞い込んでくる」「SEO対策をすれば、仕事の依頼が来る」そうした見込みを抱いて、なけなしのお金を業者に支払う人もいます。しかし、結局はインターネットからの受注は取れず、ただHP作成業者やSEO会社のカモにされただけだったりします。そうした状況にならないように、資格だけでは士業は食えないということをしっかりと認識しておく必要があるでしょう。

(Edited by SP)
 

■起業時、独立時のご相談は倉沢涼子まで

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