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フランチャイズビジネスは危険!?本当の実態は?

2016.3.22
フランチャイズビジネス リスク 起業 FC独立

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起業やビジネスに興味がある方はフランチャイズ(以下、FC)という言葉を聞いたことがあると思います。このFCというのはビジネスのノウハウやブランド力を持っているFC本部に対して、そのノウハウやブランド力が欲しい起業家などが契約をすることでFC加盟者となるものです。FCビジネスの典型の一つがコンビニエンスストアです。コンビニは本社が直接経営している直営店もありますが、多くはオーナー希望者がFC本部と契約をして営業しているケースがほとんどです。

FCの場合、自分で起業するのと違って、FC本部がノウハウを提供してくれます。ですから、その分野に関して勤務経験が無くても大丈夫です。ビジネスを始めるに当たり、そのキモとなるノウハウをもらえるわけですから、何もわからない人間が一から自分で行うより成功の可能性も高まるでしょう。また、既に成功して知名度のあるブランドを背負ってビジネスができるわけですから、そのブランド力が活用できるというメリットは計り知れないほど大きいと言えます。広告宣伝も本部がCMなどを使って行っているところも多いので、個人の起業では考えられない広告宣伝ができます。

フランチャイズビジネスのデメリットは!?

こうした多くのメリットがあるFCですが、デメリットも存在しています。それはFCに加盟するのに加盟金が必要であること、それにロイヤリティーを支払わなければならないことです。前者の加盟金は最初に支払う初期費用ということになりますが、後者のロイヤリティーはずっと支払い続けなければいけませんので、ランニングコストということになります。このロイヤリティーが経営を圧迫することもあります。このように本部からノウハウやブランドを提供される見返りにこうした費用を支払う必要があるのです。

これらの費用の問題以外にFCビジネスはFC本部との契約でビジネスをする上で制約を受けることになります。例えば、オリジナル商品が販売できなかったり、料金設定も規制されたりする場合が多く、それ以外にも様々な制約が出てきます。FC契約をしているとはいえ、FCオーナーにとっては自分の店であるにも関わらず、こうした制約を受けることになるわけです。

また、FCのメリットの一つがFCブランドを利用できることにありますが、FCブランドを活用していることから逆にFCブランドを傷つけるような行為をした場合、賠償を求められたりするケースもあります。最近ではSNSを使った従業員によるブランドイメージを損なう行為が問題になったケースもありましたが、場合によっては多額の賠償請求を課せられる可能性もあるでしょう。

フランチャイズ契約をする前に十分にチェックすること!

さて、FC起業をする場合、どこのFC本部と契約するかという点が重要となります。FCビジネスは業種も多く、同じ業種でも様々な本部があるので迷うことも少なくありません。ですから、実際に説明会や面談などをすることは当然ですが、多くのFC本部を比較することにより、最ふさわしいところを選ぶ必要があります。

契約条項については一つ一つ確認し、納得した上で契約することが重要です。起業に際して、多額の借入金、つまり投資の為借金をすることも多いと思いますが、それだけのリスクを背負ってやる以上、十分に理解してからこのビジネスに参入する必要があります

悪質フランチャイズに注意!

FC本部の中には加盟者の加盟金やロイヤリティーなどを狙ったような悪質FCもないわけではありません。もし、そうしたところと契約してしまったら大変です。FC契約というのは、事業主同士が対等な立場で結ぶ契約ですから、消費者が結ぶ契約と違ってクーリングオフも出来ませんし、保護対象にもなりません。すべてが自己判断、自己責任ということになります。その点を十分に認識したうえで契約することが必要です。起業へのセンスがこのあたりで問われるといっても過言ではありません。

また、加盟させるために根拠のない売上シミュレーションを示したり、立地の悪い店舗を紹介するというようなケースもあります。中には加盟金を受け取っても店舗が見つからないという理由で開業できないケースもあるようです。
それ以外に自分の店のすぐ近くに同じFC加盟店が開業するということもあります。これは契約上、そうした規制がないのであれば十分にあり得ることです。特にコンビニ業界ではよく見られることですが、契約前にそこもチェックするようにしましょう。

FCビジネスを始めるに当たって

FCビジネスの理想的な形態は、FC加盟者が儲かることで、FC本部も儲かるという形態です。こうした本部と加盟店がそれぞれ利益を上げられれば、お互いにビジネスパートナーとしてビジネスを発展させることができます。そのためには良いFC本部を選ぶことはもちろん大切ですが、加盟する側も独立した経営者として頑張ることが大前提です。FC加盟者は従業員ではないのですから、すべてを本部に頼るのではなく、自らの才覚で店を繁栄させることを考える必要があります。FC本部という組織上の上部組織があるわけですが、経営上、FC加盟者は独立経営ですから経営者としての自覚を持って事業を行うことが重要です。

(Edited by SP)

※起業時、独立時の店舗物件のご相談は地域密着ビジネスコンサルタントの倉沢涼子まで

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