ホーム > ビジネス&起業の総合サイト > 体と心 > マインド > ビジネス的なマズローの5段階欲求はワンピースからも学べる!?

ビジネス的なマズローの5段階欲求はワンピースからも学べる!?

2016.2.10
ビジネスアイデア ビジネス思考 ポジティブ マンガビジネス メンタルヘルス ワンピース 出店 独立 起業

333

今回は、マズローの自己実現理論を用いて、ワンピースのあるキャラクターの自己実現と成長について紐解いていきます。

心理学の中でもよく知られている理論が、マズローが提唱した自己実現理論というものです。言葉だけなら耳にしたことがある人も多いかもしれません。自己実現理論というのは、人間の欲求にはそれぞれの段階があってその実現に向けて人間は行動していくといった、人間がいかに成長するかを説明する理論です。

この理論は先ほど軽く説明したように、人間には段階的な欲求があり、それを順に実現しながら行動し成長していく、というものです。その段階的な欲求というのが、順番に、生理的欲求、安全欲求、所属欲求、承認欲求、自己実現欲求となっています。基本的にはそれぞれの欲求を満たしたあとに次の欲求が生まれると段階を踏んでいきます。

ワンピースに登場するキャラクターのなかで、ルフィたちの仲間になることで成長して自己実現を果たしたキャラといえば、真っ先に思いつくのがウソップです。ウソップは他の仲間に比べると、最初は戦闘能力が低く目立つところがあまりありませんでした。またウソップのみがあるとき麦わらの一味から脱退した過去もあります。しかし今ではウソップは勇敢な海賊、仲間からも頼られる存在になっています。その過程を見ていきます。

ウソップがルフィたちと出会うまで、シロップ村で街の子供たちを仲間にしウソップ海賊団を結成していました。その目的は両親を亡くした女性を励ますためです。その頃のウソップは優しさはあるものの臆病な性格でそんな自分をあまり肯定的に捉えてはいません。

それもそのはず。ウソップは一応は海賊団のリーダーであるので所属欲求や承認欲求が実現されているように見えます。しかし、その海賊団はいわば子供遊びのようなものでウソップが理想とする「勇敢なる海の戦士」とはかけ離れています。そういった偽りの環境ではいずれの欲求を実現することはできないのです。

あるとき、ウソップはルフィたちと運命の出会いを果たします。村を襲う海賊に相手に勇敢に立ち向かっていくルフィ達の姿をみて、ウソップはそこに海賊の理想像を見出し、ルフィに勧誘されて仲間になることを決意したのです。

こうして仲間になったウソップですが、他の仲間に比べると戦力としてはかなり劣っていることは否めません。それゆえ一人では安全欲求すら実現されなかったかもしれませんが、ウソップには心強い仲間がいたおかげでその問題はありません。そしてウソップには狙撃という特技がありました。狙撃の腕を披露することで狙撃手として仲間に認められることになります。この段階で所属欲求が実現されることになりました。

そして、東の海からグランドラインへ冒険していく課程で、ウソップは徐々に承認欲求を実現しながら成長していくことになります。時には強力な敵を自分の特技である射撃と工夫をすることで撃破し、時には別の特技である工作能力をいかして仲間に貢献します。こうした貢献を積み重ねることで、臆病だったウソップは仲間からも信頼されるようになり、自分を自分で認められるようになって承認欲求を実現するようになったのです。

次の転機は、ウォーターセブンを舞台にやってきました。
ルフィ一味が乗っていたゴーイングメリー号はウソップにとって愛着がある船、その修理はウソップにしかできていないこともあって、その船はウソップにとっての承認欲求の象徴ともいえる存在でした。しかしついにゴーイングメリー号が限界を迎えてしまったのです。その対応をめぐってウソップはルフィは対立し、決闘をすることになります。当然ウソップはルフィに敗れて一味から脱退します。これがさらなる成長の機会になったのです。

その後、ウソップはピンチになったルフィ達を救うべく行動をします。その時点では、もはやルフィ達は仲間ではありません。それでも彼らを救おうとしたのは、他者は関係なくて自分の意思で自分だけに出来ることをしよう、といった自己実現欲求を実現するまでに成長したからでしょう。

それからウソップはルフィたちに謝罪してまた仲間に加わります。このときすでに自己実現の段階に至ったにウソップは、その後も成長をつづけて麦わらの一味に欠かせない存在となったのです。それだけでなく、自己実現としてウソップにしかできずにウソップだからやってくれる活躍を見せてくれるようになったのです。

このようにウソップに注目して自己実現欲求の段階を見ていきました。他のキャラクターもこの段階を経てはいますが、ウソップは麦わらの一味のなかでもっとも自己実現を成しとげて成長したことでしょう。ウソップはワンピースを象徴するキャラクターの一人といっても間違いないでしょう。

ウソップの成長を追って見ていくと、基本的な能力が劣っていたとしても自分が活躍できる役割を見つけ、そうした仲間に認められたのちには今度は自らが仲間に自分だけの新しい価値を提供できるようになる、という一連の流れを学べます。そして自己実現のためにはときに他者と衝突することもあるが、それでも自己実現のために行動していけば確かな結果を残すことができる、というわけです。

(Edited by S)

※ビジネスでのメンタルヘルスやコンサルは倉沢涼子まで

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
アンケート調査
  • 0
  • 0
  • 1